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立民・泉代表「次の選挙を考え旗色を明らかにしたくない」人も…代表選の推薦人集め実情明かす

日刊スポーツ 2024年8月22日 14時30分

立憲民主党の泉健太代表が22日放送のテレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)に出演し、党代表選(9月7日告示、23日投開票)の推薦人確保をめぐる実情を明かした。

番組では、前日に出馬表明会見をした枝野幸男前代表を支持するとされる党内最大の約30人のグループ「サンクチュアリ」や、泉代表を推すとされる約25人の新政権研究会、野田佳彦元首相を推すグループなどが紹介された。ただ泉代表はフリップの「?」マークを強調しながら「『支援?』と書いてあるように、それぞれ一枚岩ではないんですよ。中でも対応が分かれている。まだまだ流動的ですね」と説明した。

また、136人の国会議員から代表選立候補のための推薦人を集める難しさにも言及。「立憲民主党は、自民党に比べて半分以下の議員しかいないんだけども、推薦人の条件が(自民と同じ)20人ということで、4人出ると党内の半分以上の議員達が推薦人になってしまうので、かなり厳しいんですよね。私も推薦人を集めるのは決して簡単なことではないし、枝野さんも表明はされたけど、今現在、本当に集めきっているか、というのは分からない状況。これはまだまだ続きますね、混沌(こんとん)とした状態」と語った。

大下容子アナウンサーから計算上、6人は立候補できることを指摘されたが、泉代表は「選挙管理委員のメンバーがいたり、まあいろいろと、次の選挙のことを考えると自分は旗色はあまり明らかにしたくないとか、いろんなことがあって、なかなか、意思表示を明確にする方ばかりではない」と、党内の構図も明かした。

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