直木賞作家の志茂田景樹氏（84）が22日、自身のX（旧ツイッター）を更新。9月の自民党総裁選をめぐり、私見を述べた。
志茂田氏は、自民党総裁選に11人もの名前が候補者としてあがっている異例の展開を「11人も顔が並ぶと何か公営競技の出場選手のよう」とたとえて驚きを示しつつ、「自民党総裁選は推薦人不足などで撤退する人が出てきそう」と立候補に必要な推薦人20人の確保が厳しくなる状況を予想した。
続けて、不出馬を表明した岸田文雄首相の後継として「世代交代の波に乗れば小泉さん、ワンポイント的でクリーンな人となれば石破さん」と、小泉進次郎元環境相（43）と石破茂元幹事長（67）の名を挙げ、「この2人は決選投票で組みそう。小泉総理、石破副総理か」と予想。さらに「気になる惑星は高市さん。急浮上もあるか」と思いをめぐらせた。
総裁選をめぐっては19日に「コバホーク」こと小林鷹之前経済安保相（49）がいち早く出馬表明。石破氏は24日にも地元の鳥取で出馬表明する見通しで、河野太郎デジタル相（61）も近く出馬会見を予定。ほかに小泉氏、林芳正官房長官（63）、茂木敏充幹事長（68）、加藤勝信元官房長官（68）、上川陽子外相（71）、高市早苗経済安保相（63）らも含め、11人の立候補が予想されている。