政治ジャーナリストの田崎史郎氏が22日、TBS系「ひるおび」（月～金曜午前10時25分）に出演。立憲民主党の代表選（9月7日告示、23日投開票）に枝野幸男前代表が立候補したことに、「この前の総選挙での敗北の責任を取って辞めた人が、また総選挙を前に何で出てくるのかという疑問が解けるのか？」と首をかしげた。
ほぼ同じ時期に行われる自民党総裁選（9月12日告示、27日投開票）では、小林鷹之前経済安保相が出馬を表明した。石破茂元幹事長や林芳正官房長官も近々出馬表明を予定している。小泉進次郎元環境相は出馬に意欲的で、高市早苗経済安保相や上川陽子外相らも名前があがっている。現時点で11人の立候補が予想されている。
国際弁護士の八代英輝氏は、「自民党総裁選は40代や女性が複数出そう。（立憲民主党も）埋没しないためには若い人だったり、女性が参加する必要があります」と語った。コメンテーターで教育アドバイザーの清水章弘氏も「立憲民主党も刷新をアピールする大チャンス」としているが、こちらは泉健太代表、江田憲司元党代表代行、野田佳彦元総理、馬淵澄夫元国土交通省ら、やや「刷新感」に欠ける顔触れとなっている。