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et-アンド-が新体制初シングル、野島樺乃「自分たちの色を持つ」メンバーらの「推し」も紹介

日刊スポーツ 2024年8月23日 5時0分

3人組女性ボーカルグループ「et-アンド-」が、デジタルシングル「Bubble Hour」「Mammamia」を同時リリースした。昨年末に3人体制となってから初のシングル。今年7月にはデビュー3周年を迎え、新体制でさらなる高みを目指す。

昨年末にメンバー1人の脱退を経て、3人体制で再スタート。リーダーで、19年「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」覇者の元SKE48野島樺乃(かの、22)は「きっとファンの方々も待ちに待ってくれていたと思います」と笑顔。「チーム全体で妥協することなく、自分たちらしさをより出せる2曲になりました」と話した。

「Bubble Hour」は「新しい自分に生まれ変わる大切な時間」をテーマにした爽やかな夏ソング。山崎カノン(23)は「気持ちが跳ね上がるようなサウンドになっていて、聞いているだけでノリに乗れる楽曲」とアピールした。

タイトルにちなみ、気持ちを切り替えるためのルーティンを聞くと、栗本優音(ゆい、19)は「お風呂が大好きで、42度のお湯に毎日3時間はつかってるんですよ」とにやり。周囲を驚かせつつ、「全然のぼせなくて、心地よく入れるんです。自分の好きな音楽を聴きながらだったり、嫌なことがあっても忘れようという気持ちになります」と明かした。

一方「Mammamia」は、“推し”への強い愛を歌った個性あふれる「推し活ソング」。「インスタ」や「DM」などの言葉も交え、Z世代の推し活をリアルに表現した歌詞も見どころだ。

作詞を担当した栗本は「レッドブル片手に夜中、部屋を薄暗くして考えました(笑い)。歌手の方やモデルさんなど、いろんな方のSNSを見まくったりして想像を膨らませました」と明かした。野島は「現代のみんなが抱えてる感情と、リンクしてるところもたくさんあると思います」と笑顔で話した。

メンバーそれぞれ、自身の「推し」を紹介。山崎は「コンビニの『もっちチョコパン』がめちゃくちゃ好き」とにっこり。「小学生くらいから、見つけるたびに買っちゃいます。長年の推しです」と明かし、場を和ませた。野島は「私は辛いものかも。唐辛子系の辛さが好きで、赤ければ赤いほどいいですね!」。栗本は「『鬼滅の刃(やいば)』の我妻善逸です!」と、個性あふれる回答が次々と飛び出した。

グループは7月に3周年ライブを開催。今夏以降もステージを踏み、25年3月15日には自身最大規模のワンマンライブ(東京・代官山UNIT)を開催する。野島は「この3年を通して、メンバー同士の家族感や仲間感がすごく強まったと感じています。心を裸にしてしゃべれている感じ」とほおを緩めた。

続けて「来年のワンマンに向けても頑張っていきたいです。いろんな場所でパフォーマンスして、こういうグループがいるということをまずは知ってもらいたい。流行に乗っていくのも大事だと思うんですけど、周りに流されずに自分たちの色をしっかり持っていきたいです」と決意を新たにした。【玉利朱音】

◆et-アンド- 元SKE48の野島樺乃をリーダーに、栗本優音、山崎カノン、モラレスきあらの4人で21年7月、デビュー。23年12月にモラレスが脱退。作曲家の菊池一仁氏による楽曲プロデュースのもと、現代に生きる若者の胸中をエモーショナルなサウンドに乗せて演出する。

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