女優満島ひかり（38）が23日、都内で、主演映画「ラストマイル」（塚原あゆ子監督）公開初日舞台あいさつに出席した。
同作はTBS系で18年に放送された「アンナチュラル」、20年に放送された「MIU404」でタッグを組んだ塚原あゆ子監督と脚本家の野木亜紀子さんが3度目のタッグを組み、両ドラマの世界がつながったシェアード・ユニバース・ムービー。流通業界最大のイベント「ブラックフライデー」前夜に発生した爆発事件に端を発する連続爆破事件の行方を描いた完全オリジナル作品。満島は関東センター長に着任したばかりの舟渡エレナを演じる。
この日塚原監督、エレナとタッグを組むチームマネジャー梨本孔役の岡田将生（35）テレビドラマ両作から毛利忠治刑事役の大倉孝二（50）も出席した。
舞台あいさつの最後。作品を代表して満島が真剣に話している途中、突然「ちょっと待って…」と笑いながら座り込むと「おなかがなって…」と爆笑。隣にいた岡田のおなかがなったのだった。その岡田は「久々に親に怒られるかもしれない」と苦笑。「おにぎり食べてきたんです。人前に出るときはご飯を食べると決めてきたのになんで…」と話すと、「やだよ～もう！ すごい良いところで」と悔やんだ。
満島は「私が真剣に話している横でおなかが鳴っているのも、バランスがいいなと。癒やしだし、ラストマイルのゆるキャラです」と立て直し、「見れば見るほど良い作品なので、できるだけ多くの人に届けばいいなと思っています」と訴えた。