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レスリング金の文田健一郎 準決勝後サウナスーツで深夜までラン 過酷減量に元ボクサー芸人絶句

日刊スポーツ 2024年8月24日 20時54分

パリオリンピック(五輪)レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級で金メダルを獲得した文田健一郎選手(28)が、24日放送のMBSテレビ「せやねん!」(土曜午前9時25分=関西ローカル)に出演。試合前の過酷な減量について明かした。

番組では、文田選手が、ガチャで小さなフィギュアなどをコレクションするのを趣味にしていることにちなみ、ガチャを回してテーマの入ったカプセルを選んでトーク。減量についてのテーマを選ぶと、試合前に9キロもの減量をしていたことに言及した。

2日間にわたって試合が行われるレスリングは、1日目は準決勝まで、2日目が決勝というスケジュールで、1日目の朝と2日目の朝の2回にわたって計量が行われる。文田選手は1日目の計量後のエネルギー補給もあり、準決勝の後には体重が62キロまで戻っていた。

そのため、「準決勝が終わった後は、ほぼ何も食べずに選手村まで戻って、サウナスーツを着て夜中の1時まで走っていました」と明かすと、スタジオの出演者からは一斉に「えーっ」と悲鳴が。元プロボクサーの経歴を持つトミーズ雅(64)も、「ボクサーの計量、2日連続はありえへんで」と驚くしかなかった。

文田選手は、「決勝は朝、計量をしたらその後はないので。(試合は)夕方ぐらいなので…」と、2日目の計量後に食事をしてエネルギーを補ったことを説明。何を食べたかを聞かれると、「おにぎりとか…」と笑顔で話し、実際に決勝に臨む際には64キロほどまで戻っていたという。

ただ、1日目の試合後は水分の補給にも気を使うほどで、「たとえば、お水を1リットル飲んだら1キロ増えてしまうので、500ミリリットルぐらい飲んで、おにぎりも食べて、ただ食べ過ぎると(2日目の計量までに)落とせなくなってしまうので、『今何キロぐらい』というのを計算しながら」と振り返った。

その過酷さに、雅は「ボクサーと一緒やん…」と感心しきりだった。

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