ジャーナリストの大門小百合氏が26日、日本テレビ系「DayDay．」（月～金曜午前9時）に出演。自民党総裁選に24日、石破茂元幹事長が立候補したこと、小泉進次郎元環境相が出馬に意欲を示していることに触れた。「石破さんは政策通と言われています。自民党の中にいても、自民党には厳しい発言をされています。小泉さんの場合は若手のホープ。この2人が人気があるのは分かると思います」とした。
今回はこの2人のほか、小林鷹之前経済安保相が出馬を表明し、河野太郎デジタル相も今週、表明を予定している。加えて、青山繁晴参院議員、加藤勝信元官房長官、上川陽子外相、斎藤健経済産業相、高市早苗経済安保相、野田聖子元少子化相、林芳正官房長官、茂木敏充幹事長と、12人の立候補が予想されている。
総裁選は12日告示、27日投開票。大門氏は「今回は混戦状態。国会議員票の積み上げだけで勝てるのは難しいと思うので、これまで以上の自民党の党員票というのが大事なのかと思っています」と予測した。
最初の投票で過半数票が得られなかった場合、上位2人による決選投票となる。その公算が大きいとされている。「決選投票だと、旧派閥の動きとか、大物議員の動きなどが見えてきちゃって。私たち国民としては、前の政治と決別してほしいと思います」と大門氏は期待していた。