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松屋「2025年おせち」発表 ありそうでなかった「スイーツおせち」で多様性

日刊スポーツ 2024年8月27日 19時56分

暑さがまだ残るなか、百貨店業界は早くも「おせち商戦」に突入だ。松屋は27日、「2025年松屋のおせち」の発表会を都内で行った。変わり種として「多様なおせちの楽しみ方 スイーツおせち」として、「Reataurant TOYO TOKYOのスイーツおせち」(1万2000円、約2~3人前、30セット)を提案してきた。かつて松屋監修でスイーツおせちは商品化したが、今回は東京・日比谷に6年前に開業した和フレンチレストランのパティシエ手作りのおせちとした。あるようでなかった、もう1品のおせちだ。

松屋銀座では8月20~23日にメールマガジン会員約4万6000人を対象に、おせちに関するウェブアンケートを実施。この中で、「おせちと一緒に買うとしたらどんなグルメ?」の問いに、(年越し)そば42・2%、ワインや日本酒などのお酒41・9%に次いで、スイーツが37・7%で3位だった。

「おせちの主要客層は50~60代。和食、伝統といったくくりから、親しんでもらうため最初のおせちとして、30~40代のファミリー層を狙った」(松屋)。

今回の商戦で、松屋は新規16店の商品も加えて228点を販売。前回の平均単価が2万6854円だったことから、2万5000円から3万円台が中心価格帯(最低価格は1万800円、最高は21万6000円)だ。インターネットで9月29日午前11時から12月25日まで、電話注文と松屋浅草は10月1日(松屋銀座は11月13日)から12月25日まで、予約を受け付ける。

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