自民党の小泉進次郎元環境相(43)は28日、出馬する意向を固めている党総裁選(9月12日告示、27日投開票)について、出馬表明会見を、9月6日に開くことを明らかにした。事務所が同日、発表した。
進次郎氏は、15年前の2009年衆院選で初当選し、同時に自民党が政権を失った自身の原点でもある「8月30日」の出馬表明にこだわりを持っていた。しかし、過去最強クラスにまで発達した台風10号が日本に接近しており、今後列島を縦断&横断する予報もあり、最終的に断念した。陣営内は、日程変更の調整に着手していた。
総裁選は、すでに出馬表明した3人を含めて10人前後の名前が浮上しているが、知名度の高さや国民的人気の高さで進次郎氏を「大本命」とする見方もある。記者会見で何を語るのか、自民党だけでなく一般国民の注目も集まりそうだ。
当初、今週中の出馬表明も見込まれた林芳正官房長官(63)や高市早苗経済安全保障相(63)らの出馬表明も、来週になりそうだ。ほかの候補者の出馬表明も見込まれていることから、来週は連日、自民党総裁選の「出馬記者会見ラッシュ」になるとみられる。