11代目「うたのおにいさん」の横山だいすけ（41）が29日、フジテレビ系「ぽかぽか」（月～金曜午前11時50分）に出演し、音楽大学事情について語った。
国立音楽大学音楽部声楽学科出身の横山は「何万も払って見に行くトップアーティストの方が普通に歩いている。ついこないだ見たあの人がカレー食べてるみたいな（笑い）。図書館に資料や楽譜を見に来たり、講義に来たりしていました」と明かした。
横山自身も一度だけ特別講師として授業を行ったことがある。「教職を取っている生徒たちに特別授業として『歌詞を届ける』授業をやったことはあります」。生徒たちに「『うたののおにいさん』見てました！」と声をかけられることもあったといい「大きくなったね～と伝えてました」と笑った。
うたのおにいさんを歴代最長9年間務めた横山は、「うたのおにいさんになるにはどうしたら良いですか」という新聞記事を机の横に貼って、毎日目に入るようにしていたという。
「僕は一般家庭だったので、NHKのお客さまセンターに電話をして、『うたのおにいさんの応募はないですか』と電話して。当時はネットで調べるとかもなかったので、年に2、3回声色を変えながら電話をしていました」とNHKに直談判していたと話した。