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防災システム研究所の山村武彦所長「悲観的に準備して楽観的に暮らす」 台風10号への備え

日刊スポーツ 2024年8月29日 14時21分

防災システム研究所の山村武彦所長が29日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。日本列島を縦断しそうな台風10号について解説した。

「非常に長い間、緊張を強いられる。これほどコロコロ変わる進路、状況だとすると、本当にこまめに情報が変わったり、天候が急変する可能性がある。そういったことを覚悟したうえで、準備をして」と呼びかけると「緊張状態はそんなに続かないですから、悲観的に準備をして楽観的に暮らすのが大事」とした。

番組では緊急時に備え、懐中電灯やラジオなどの「非常用品の確認」、乾パンやクラッカー、レトルト食品など「非常食は最低でも3日分用意」、「水の確保」(飲料水は1人1日3リットルの、風呂の水を張って生活用水に)、窓ガラスにテープを貼るとかカーテンを閉めるなどの「室内の安全」を呼びかけた。このほか、携帯電話などの充電、現金の用意、8割ほどの水を入れたペットボトルを凍らせるなどの備えも呼びかけた。

山村所長は、「ペットボトルは熱中症対策にもなるし、溶ければ飲み水にもなる。急に物を買いに走る人がいるが、家の中の物を集めてみて、本当に必要なものだけ買う」ともアドバイスしていた。

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