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宮沢りえ「鳥肌が立つ衝撃受けたシーンは劇場で味わって」 佐藤二朗の書き下ろし舞台出演

日刊スポーツ 2024年8月29日 14時13分

女優宮沢りえ(51)が29日、都内で、佐藤二朗(55)が脚本を書き下ろし出演する舞台「そのいのち」(11月9~17日、東京・世田谷パブリックシアターほか)の制作発表会見に出席した。

介護ヘルパー、障害のある女性とその夫を描いた作品。佐藤が12年ぶりに新作脚本を書き下ろした。

宮沢は「役者さんである佐藤さんのお芝居が好きで、お芝居に感動することが多い。二朗さんのファン。その二朗さんが12年ぶりに描かれたという台本が届いた時はワクワクしました。前半は会話のテンポが良くユーモアもあり、途中、鳥肌も立ちました。その瞬間、このお芝居やりたいと思いました。大変なことを乗り越えたいと思った作品」と話した。

2人はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で共演しており、佐藤はリハーサルで宮沢と一緒になった時に脚本を渡したという。「思い切って脚本を読んでいただいた。興味があれば…みたいな話をしたら『楽しみにしています』と言ってくれた。最後は『そそられます』と言ってくれました」と振り返った。

互いのことを聞かれ、佐藤は米映画で吹き替え声優として共演した時のことを明かした。「取材の時、(役の)ぽんこつマジシャンにかけて、お互いにぽんこつって思うところはどこですか? と聞かれ、りえちゃんは『共演者をぽんこつって思って演じてる俳優なんて誰もいませんよ!』と怒った。この人信用できるなと思った」。

宮沢は「お芝居をしていらっしゃる二朗さんが好き。心から信頼できる。人間としてのユーモアと情熱がある方だと思います」とした。

宮沢は「台本を読んだ時に、鳥肌が立つほど心が動かされたシーンをどれほどのシーンにできるか。その衝撃を受けた瞬間のシーンは劇場で味わっていただきたい」と話した。

兵庫、宮城公演も。

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