シンガー・ソングライターaiko（48）が30日、神奈川・サザンビーチちがさきで、恒例の野外フリーライブ「Love Like Aloha vol．7」を開催した。18年以来6年ぶり7度目。「男子ー！女子ー！そうでない人ー！全員ー！」と定番の呼びかけで沸かせた。「今日は絶対、最後までやります。よろしくお願いしまーす！」と絶叫し、大歓声を浴びた。
台風10号などの影響が心配されたが、無事予定通り開催に至った。「皆さん今日は来てくれてありがとうございます。台風来ていて、昨日も今朝も雨が全然止まらなかったけど、この時間だけはみんなの気合で止まっていると思います！ ホンマにみんなのおかげです。ありがとうございます！」と感謝した。「やば。やば。できた！ うれしすぎる」と喜びをかみしめた。
その上で「頑張って来てくだったからには、最後まで楽しんでいってください！」とアピール。「みんなジャンプするたびに、砂に埋まっていっているんやろ。すまんな。数日後に筋肉痛もおそってくるライブなので。みんなですばらしいライブにしましょう」と伝えた。
この日限りのスペシャルセットリストで進行。劇場版「名探偵コナン100万ドルの五稜星」主題歌の「相思相愛」や、今月28日リリースの最新アルバム「残心残暑」収録曲などを次々と熱唱。会場のサザンビーチにちなんで、「みんなのうた」などサザンオールスターズのカバーも披露した。
途中で再び雨が降り、「こんなにぬれることって、ないやん。皆さん大丈夫？」と気遣った。拍手を浴びると「水も滴るいい男やね！」と笑顔で呼びかけた。天候などの影響でラスト恒例の打ち上げ花火は中止となった。「本来はこの曲で終わりやってんけど、台風の都合で、いつも海の向こうから上げている花火が上げられなくなったんです」と残念そうに説明した上で「とういことは…私が、最後に、『花火』を、上げまーす！」と宣言。大ヒット曲「花火」を熱唱し、締めくくった。
【横山慧】