米俳優ブラッド・ピット（60）が8月31日、イタリアで同28日に開幕したベネチア国際映画祭に出席するため、恋人とともにベネチア入りした。
俳優ジョージ・クルーニーと共演した新作映画「ウルフズ」が1日にプレミア上映されるのに先立ち、22年に交際が発覚したジュエリーデザイナーのイネス・デ・ラモンさん（31）を伴って現地に到着し、笑顔で報道陣の前に姿を見せた。
今年のベネチア国際映画際では、ピットの元妻で女優のアンジェリーナ・ジョリー（49）がオペラ歌手マリア・カラスを演じる伝記映画「マリア」も上映されることから2人が現地で顔を合わせる可能性が浮上していた。しかし、29日に行われた上映会に合わせて一足先に現地入りしたジョリーは、レッドカーペットに登場した後はすぐにベネチアを離れ、19年に離婚を申請したピットと鉢合わせする事態を免れた。
米ニューヨーク・ポスト紙は、映画祭側が両者が接触しないよう忖度（そんたく）し、上映スケジュールが重ならないよう配慮したと報じている。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）