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サンモニ膳場貴子アナ、総裁選前にうごめく自民党に苦言「派閥再生の前に政治不信に向き合って」

日刊スポーツ 2024年9月1日 10時2分

フリーアナウンサー膳場貴子(49)は1日、キャスターを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に出演し、告示が迫ってきた自民党総裁選(12日告示、27日投開票)をめぐり「政治不信にちゃんと向き合ってほしい」と、提言した。

総裁選はこれまでに「コバホーク」こと小林鷹之前経済安保相(49)、石破茂元幹事長(67)、河野太郎デジタル相(61)が正式に出馬表明。今週はさらに小泉進次郎元環境相(43)ら複数の顔ぶれが出馬会見を予定し、過去最多の5人を上回る出馬人数になると見込まれることから、1回目の投票で過半数を得るのは難しく、上位2人の決選投票となるのではないかという見方が出ている。

番組では、膳場が「総裁選と派閥の動きを定義しておきたいと思います」と述べ、現在の総裁選に向けた動きを解説。岸田文雄首相の主導で解散に動いたはずの派閥が、決選投票を視野に総裁選を戦うために「再生」に動き始めているとの分析や、「決選投票をきっかけに合従連衡が起こり、新たなヤマをつくる運動が始まる」と分析した、政治ジャーナリスト後藤健次氏のコメントも紹介した。

膳場はこうした流れを受けて「派閥再生の前に、自民党が問われている政治とカネの問題に目を向けて、(国民の)政治不信にちゃんと向き合ってほしいなとも思うんですが」と、苦言まじりにコメントした。

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