Infoseek 楽天

ビートたけし「全員悪人って書いてあんの?」自民党総裁選ポスター「アウトレイジ」酷似に言及

日刊スポーツ 2024年9月1日 14時11分

ビートたけし(77)は1日に放送されたテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)に向けて自民党が先月21日に発表した宣伝ポスターが、自身の代表作の1つ「アウトレイジ」に酷似していると指摘されていることに、言及した。

ポスターは「時代は『誰』を求めるか? THE MATCH」のキャッチコピーが赤文字で書かれ、田中角栄氏や安倍晋三氏をはじめ、歴代総裁の顔写真を大小ちりばめて配置したモノクロのもの。この色合いや顔の配置、雰囲気が「アウトレイジ」のポスターにそっくりとして「パクリではないか」など、賛否両論となっている。

この日の番組は自民党総裁選を特集し、ポスターについても紹介。ゲストの1人で衆院議員や宮崎県知事を務めた東国原英夫氏(66)が「あれは師匠のパクリですよね。まあ~パクリです。レイアウトとかも」とあきれた様子でたけしに語りかけると、たけしは、本家の「アウトレイジ」のキャッチコピーに触れながら「全員悪人って書いてあんの?全員悪人って書いたら、総裁選まずいだろ」と、笑いながら応じた。

一方、大竹まこと(75)は「過去の人たちを出してどうなるんだと。パクリかもしんないけど、これから戦う人たちを出すなら、まだ価値はある」と指摘。インターネットニュースメディア『The HEADLINE』編集長の石田健氏(34)も「あそこに田中角栄、岸信介、森喜朗を載せるという感覚が、(今も)金満政治を引き継いでいるんじゃないの?と。感覚の決定的なズレがあるのが気になる」と、自民党の対応に疑問を呈した。

この記事の関連ニュース