4年ぶりとなるエイベックス主催の音楽フェス「a－nation」が1日、東京・味の素スタジアムで行われ、今年デビュー10周年を迎えたWEST．が初出演した。
台風の影響で天候が不安定な中、ステージ中は太陽が現れた。小瀧望（28）は「みんなのパワーで晴れてきたぞー！」と笑顔。中間淳太（36）は「初めましてa－nation！ 今日は楽しい思い出一緒に作ろうね！」と呼びかけ、1曲目に「証拠」を披露した。
ステージにはナインティナイン岡村隆史（54）と矢部浩之（52）も登場。「ええじゃないか」などをメンバーとともにパフォーマンスし、ダンスや決めポーズを披露した。岡村は「メンバーみんなステージの脇でアーティストの顔になってて、私たちを無視しました。同じウエスト（関西）出身なのに…」と冗談で盛りあげつつ、「50歳過ぎて一番楽しかった」とご満悦。なかなかステージを去ろうとせず、矢部は「空気読んで早よ帰ろう」とツッコんだ。
その後、9月10日発売の最新曲「まぁいっか！」や「超きっと大丈夫」などを熱くパフォーマンス。ジャンプやかけ声などで、観客と一帯となって盛り上がった。グループは今年4月にデビュー10周年を迎え、先日ドームツアーを完走。重岡大毅（32）は「メンバー1人も欠けず10年、7人でやってきました。ありがとうー！」と絶叫した。
終盤にはメンバー全員で一列に並び、重岡は「今1人ずつ、顔と名前を覚えていけるように（カメラで）抜いていってください！」と懇願。「この時代スマホで、Googleですぐ調べられるからねー！」と“らしさ”全開でアピールした。
「a－nation」は02年の初開催以来、来場者数が累計600万人を超える夏恒例の音楽フェス。新型コロナウイルスの影響もあり、今回は4年ぶりの復活開催となった。