米俳優ジョージ・クルーニー（63）とブラッド・ピット（60）が1日、それぞれのパートナーを伴って8月末に開幕したベネチア国際映画祭のレッドカーペットに登場した。
2人がW主演する映画「ウルフズ」のプレミア上映が行われ、クルーニーは妻で人権派弁護士のアマル夫人、ピットは恋人でジュエリーデザイナーのイネス・デ・ラモンさんとともに登場し、豪華な4ショットも披露した。
2022年後半に交際が発覚したピットとラモンさんは、これまでサンタバーバラ映画祭などいくつかのイベントにそろって出席しているものの、レッドカーペットを一緒に歩くのはこれが初めて。ルイ・ヴィトンのカスタムメイドの黒ジャケットとパンツルックのピットとは対照的に、ラモンさんは真っ白なロングドレスを着用し、堂々と手をつないで現れ、写真撮影にも応じた。
米ピープル誌は7月に関係者の話として、2人は真剣交際しており、互いにとても愛し合っていると報じていた。米ロサンゼルスにあるピットの自宅で同居生活をスタートさせている2人が、最後に公の場に姿を見せたのは7月に行われたF1イギリスGPだった。
米ピープル誌によると、前日の8月31日に水上タクシーで現地入りしたピットとラモンさんは、その日の夜はクルーニー夫妻がお気に入りのレストランでWデートを楽しんだという。
今年のベネチア国際映画祭にはピットの前妻で女優のアンジェリーナ・ジョリーも主演作のプレミアに登場するため参加しており、鉢合わせの可能性が浮上していた。しかし、映画祭側の忖度（そんたく）で公開スケジュールが重ならないよう配慮があったことで、2人が同時期にベネチアに滞在することはなかった。（ロサンゼルス＝千歳香奈子）