落語家立川志らくが2日、TBS系「ひるおび」（月～金曜午前10時25分）に出演。パワハラ疑惑で兵庫県議会が開いた調査特別委員会（百条委員会）で証人尋問を受けた斎藤元彦同県知事に対し、「いつの時代でも上に立っちゃいけない人だった」とコメントした。
斎藤知事は県職員を叱責（しっせき）したり、深夜や未明にもSNSを通じて指示を出していたことに、「何がパワハラに当たるのか、理解していないとトップ、リーダーにはなれない。どんなに怒っても愛されたり、フォローがあれば違う。この人の場合は愛がなかった。嫌われていた」と語った。
師匠である故立川談志とのエピソードも出し、「私の師匠の談志だって、『ドタドタ歩くな』などと怒ったことがありますけど、愛やフォローがあった。これなら下はついていきます」と話した。
一方、斎藤知事については「（部下が）恐怖に感じてしまったことがいっぱいあったということでしょう。普段からいろんなことがあって、『また来たよ』となるからパワハラになる」とコメントしていた。