歌手三山ひろし(43)が3日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)にゲスト出演した。
新曲「恋‥情念」がヒット中。2009年(平21)に「人生酒場」でデビューしてから15年がたった。
パーソナリティーの生島ヒロシ(73)から「アッという間ですか」と聞かれた三山は「アッという間って感じはしてないですね。積み重ねて来られた1年、1年って、それぞれに思い出があって…。なんか、いい形でここまで来られたなと思っています」としみじみと語った。
続いて生島が「三山さんの魅力はビタミンボイスというね。元気を届けるというような感じなんですけど、改めてこのビタミンボイスという言葉に込めた思いっていうのは」と尋ねると、三山は「心に響くぬくもりの声。デビュー当時につけていただきまして。うまいこと付けたなって思いますね。ビタミンボイスってなんだっていうのが最初にあって、僕自身もちょっとこう自分でそのビタミンボイスって言うのも何だなとか思ってたんですけど。さすがに16年間言い続けてくるとピタっとハマってくるんですね」と笑顔で答えた。
生島は「僕もね。明日から“ビタミンボイス”使ってもいいですかね」。三山は「よろしくお願いします!」と快諾。ビタミンボイスの“Wひろし”誕生となった。
三山は、6日から23日まで大阪・新歌舞伎座で特別公演。第1部は痛快時代劇「男は愛嬌 お役者新二郎、決死の奮闘記!」、第2部のコンサートでは夫婦、家族、男女とさまざまな形の愛を歌い、シャンソンにも初挑戦する。
その他、NHK紅白歌合戦でのけん玉の話題で盛り上がり、昭和歌謡の話では美空ひばりさんの「人生一路」を生歌唱するひと幕もあった。