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ブラピからのDV経験、役と「共有」 アンジェリーナ・ジョリー、アカデミー賞候補入り確実視

日刊スポーツ 2024年9月4日 9時21分

米女優アンジェリーナ・ジョリー(49)が、先月28日に開幕したベネチア国際映画祭で上映された伝記映画「マリア」のプレミアに先立って行われた記者会見で、2019年に離婚した俳優ブラッド・ピット(60)へのメッセージともとれる発言をしたと話題になっている。

史上最高のオペラ歌手の1人として知られるマリア・カラスを演じたジョリーは、カラスと自身との個人的なつながりについて問われると「ここでは言えないことがたくさんありますが、それは皆さんがおそらく知っているか、推測していることです」と笑いながらコメント。「何よりも彼女の弱さを共有している」と話し、家庭内暴力(DV)被害者だったカラスとピットからDVを受けた自身を比較するような発言をした。

カラスを演じるため、オペラやイタリア語のトレーニングを長期間に渡って受けたというジョリーは、上映後8分間にわたるスタンディングオベーションを受けると感極まる様子を見せていた。本作でジョリーの演技は大絶賛されており、来年のアカデミー賞主演女優賞にノミネートされることは確実視されている。

今年のベネチア映画祭では、ピットが俳優ジョージ・クルーニーと共演した映画「ウルフズ」も1日にプレミア上映され、2人が会場で鉢合わせする可能性も取りざたされていたものの、スケジュールが重ならなかったことから両者が顔を合わせることはなかった。

そんなジョリーは、ハリウッド・レポーター誌のインタビューで、離婚したピットが子どもたちとの面会権を持っている間はロサンゼルスを離れることができないと語り、現在16歳の末っ子の双子が18歳になったらすぐにでもロサンゼルスから引っ越したいと述べている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

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