Infoseek 楽天

伊藤沙莉、NHK朝ドラ「虎に翼」17・8% 異例の主文後回しで判決理由が語られる

日刊スポーツ 2024年9月9日 10時10分

伊藤沙莉がヒロインのNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~金曜)6日に放送された115回の平均世帯視聴率が17・8%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は10・1%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第100回の18・9%。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。

石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。

あらすじは、昭和38年6月、桂場(松山ケンイチ)は最高裁判事のひとりに任命され、竹もとで修業に励む梅子(平岩紙)、そして道男(和田庵)にも人生の転機が訪れる。更年期の不調を抱えながら、認知症の百合(余貴美子)に向き合う寅子(伊藤沙莉)。そして同38年12月、「原爆裁判」の判決が言い渡される。原告の請求は棄却されたが、異例の主文後回しで判決理由が語られる。

この記事の関連ニュース