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玉川徹氏「愛だけでは…」大谷翔平の凱旋大歓迎の古巣エンゼルスに「愛はあれど引き留められず」

日刊スポーツ 2024年9月5日 9時15分

元テレビ朝日社員の玉川徹氏は5日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、3日(日本時間4日)は古巣本拠地のエンゼルスタジアムに、レギュラーシーズンで初凱旋(がいせん)したドジャース大谷翔平投手(30)についてコメントした。

昨季まで在籍した大スターを、熱烈歓迎で迎えたエンゼルス。公式X(旧ツイッター)に大谷の在籍時の姿をまとめた「歓迎動画」も投稿し、ファンからは「涙が止まらん」などのコメントが寄せられた。一方、現在大谷が所属するドジャースと対照的に、エンゼルスは今季も地区優勝争いには絡めていないことも、番組では紹介された。

大谷ファンを公言している玉川氏は、ア・リーグ西地区最下位に沈むエンゼルスの順位表での立場について、「順位表を見ると、なるほど、ど…」とコメントしたMCのフリーアナウンサー羽鳥慎一の言葉に、思わず苦笑い。「大谷愛があふれる画像でしたね」と、エンゼルスの歓迎動画は評価した上で「愛情を感じる動画だった。エンゼルスはやっぱり、大谷への愛情があるんですよ。大谷愛があったんだけど、愛だけではやっぱり引き留められなかった」と、今季から強豪ドジャースでプレーすることを決断した大谷を、エンゼルスが引き留められなかった背景に言及した。

「この(順位表の)数字ではモチベーションが厳しい。(エンゼルス時代の大谷は)個人記録にいくしかないですもんね」と述べる羽鳥に、玉川氏は「大谷さんが、9月以降はヒリヒリして過ごしたいと言っていたが、エンゼルスにいたら(今年も)ヒリヒリしていない」と述べ「エンゼルスさん、ごめんなさい、だけど、ドジャースで良かった」と、安堵(あんど)の表情をみせた。

羽鳥が、ポストシーズンに向けて「ドジャースにはマジック(18)が出ている。去年までは(エンゼルスには)出なかった」とコメントすると、玉川氏は「やっぱり、今は有利ですよ」と述べ、「ヒリヒリする9月」を過ごしている大谷に期待を示した。

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