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LUNA SEAのSUGIZO ライブが永遠に「真空パック」で残ることは「夢の塊。浪漫」

日刊スポーツ 2024年9月5日 18時0分

5人組ロックバンド「LUNA SEA」のSUGIZO(55)J(54)が5日、都内で、ヤマハが誇るライブを再現する新技術「ライブの真空パック」のアンバサダー就任会見を行った。

公演の音や映像、照明、演出などをより忠実に再現し、臨場感あふれるライブ体験ができるという。

Jは最初に「今は結成35周年のツアーをやっている。ファイナルは東京ドームの来年2月公演。バンドの魂を込めて全身全霊を込めて突っ走りたい」と意気込みを語った。

昨年に行った目黒鹿鳴館ライブが新技術を使って再現した映像を見たSUGIZOは「ミュージシャンの息遣いがリアルに体感できる」と驚きを明かし、Jも「僕らは自分のライブの姿を見ることができない。でも、これなら演奏が未来永劫(えいごう)残る。全ミュージシャンの夢を乗せていると思う」と続いた。

LUNA SEAにとってライブとは何か。SUGIZOは「ライブこそが存在証明になる。ステージが自分たちの居場所」と言い切った。Jも「もし、この世にライブがなかったら音楽をやっていないと思う」。

「ライブの真空パック」というコンセプトについては、SUGIZOが「僕らのライブが100年後、500年後に残るなんて夢の塊。そこに浪漫を感じた。ジミヘンやジョン・レノンが生きていた時にこの技術があったら、どんなにすてきだったか…。まさに無形文化遺産。音楽にはそういう価値がある」。そして「ベートーベンやバッハの時代は録音ができなかった。それが100年前に録音ができるようになった。(今回の新技術は)それと同じくらいの衝撃だと思う」。

そして、SUGIZOは音楽活動にかける思いについても「音楽をやっている一番の理由は若い世代に伝えたい、バトンを渡したいから。僕らの音楽が子どもたちに夢や希望や光をあげられるなら、これほど光栄なことはない」。

自分たちの音楽がそのまま「真空パック」になって永遠に残ることに、2人は何度も感激の言葉を繰り返した。

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