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小泉進次郎氏、選択的夫婦別姓導入に強い意欲「私が総理になれば法案を国会に提出、議論進める」

日刊スポーツ 2024年9月6日 13時23分

自民党の小泉進次郎元環境相(43)は6日、東京都内の選挙事務所で記者会見し、党総裁選(9月12日告示、27日投開票)への出馬を正式に表明した。かねて賛意を示していた選択的夫婦別姓の導入に、あらためて強い意欲を示した。

「私が総理になれば、選択的夫婦別姓を認める法案を国会に提出し、国民的な議論を進める」と述べ「30年続いてきたこの問題に決着をつけ、1人1人の人生の選択肢を拡大したい」とも述べた。

進次郎氏は、選択的夫婦別姓について「おもに、女性から認めて欲しいという声が多く出ており、経済界も早急な対応を求めている。最近は、選択制であれば認めていいのではないかという声も増えている」と指摘。「導入するには国民のみなさんの支持と理解が必要なのは言うまでもないし、家族のあり方は時代によって変化することも忘れてはいけない」と強調した。

江戸時代は一般には「氏」の使用が許されず、明治時代の一時期には「別姓」が導入されていた訴え、「現在の同姓制度は1898念の民法改正で決まり、120年あまり続いてきた。この間、親につけてもらった名前を守りたい、選びたいという1人1人の願いを聞かず、議論を続けて30年。もう決着をつけるべきではないか」と指摘。キャッチフレーズの「決着 新時代の扉をあける」に合わせる形で、選択的夫婦別姓をめぐる議論に結論を出したい意向を示した。

自民党総裁選の出馬表明は、小林鷹之前経済安保相(49)、石破茂元幹事長(67)、河野太郎デジタル相(61)、林芳正官房長官(63)、茂木敏充幹事長(68)に続いて6人目。【中山知子】

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