政治ジャーナリストの角谷浩一氏が6日、TBS系「ゴゴスマ」(月~金曜午後1時55分)に出演。党総裁選(9月12日告示、27日投開票)への出馬を正式に表明した、自民党の小泉進次郎元環境相(43)について言及した。
出馬会見は「刷新感のイメージをそのまま当てはめた雰囲気はあった」と評価。6月中旬ごろには進次郎氏と食事をしたと告白。「その時は総裁選の話はまだなく、岸田さんが続投するだろうと政界では言われていた頃」と前置きした上で「総裁選は党で話し合ったことがないようなことを議論できる場所だから、いろんな話ができるんだという事は言っていた」と当時の様子を明かした。
続けて「今までの政治常識じゃない事をどう見せるかというチャンスも総裁選の場所。討論会などを通じて話し合いができるという意味合いはよく分かっているはず」と私見を述べた。
出馬表明前、進次郎氏には「まだ早い」「今回ではない」などの声も多く上がったが、「いろんな声がある中、自民党の危機だと。来年で自民党は結党70年。その70年で何をしてきたのか総括しないといけないと気にしていた。節目に自分がやると気持ちが前に進んだのかなと思います」と期待も込めた。
会見では「早期に衆議院を解散」という発言もあった。「なかなか総理大臣意外に解散時期を言う人はいないもの」とした上で「総裁選だからいろんな議論をしていい、ハードルをグッと下げて議論しようと。リードするのは自分だと会見で見せようとしていた」と説明した。