Infoseek 楽天

ほんこん激怒「百条委に知事が証人尋問の時点でアウトや!」続投意欲の斎藤元彦知事

日刊スポーツ 2024年9月7日 11時3分

お笑い芸人ほんこん(61)が7日、ABCテレビの生情報番組「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜午前9時30分)に出演。自身の疑惑告発文書問題を巡る兵庫県議会調査特別委員会(百条委員会)で2度目の証人尋問を受けた斎藤元彦知事についてコメントした。

番組では「疑惑ありすぎでも続投!?」と一連の問題を取り上げた。6日の百条委に出頭した斎藤氏は「文書は真実相当性がない」と改めて主張し、告発文を作成した元県幹部の男性を公益通報の保護対象として扱わず、懲戒処分に踏み切ったことの違法性を否定した。男性は処分を受けた後に死亡した。

疑惑噴出でも続投意欲を示す斎藤氏に、ほんこんは「百条委に知事が証人尋問の時点でアウトや!」と切り捨て、「辞めて、もう1回選挙に出ればええ」と怒りを表した。

告発文を「真実相当性がない」と主張していることに「これはいじめの構造といっしょやと思うね」と持論を展開し、告発文を「誹謗(ひぼう)中傷」としていることに「告発文には誹謗(ひぼう)中傷の内容もあるよ。でも、ちゃんと精査して、これはほんまかなと、ちゃんと見つけて『これは、オレ、ちょっと直さなあかんな』とやっていたら、亡くなる方もおれへんかったと思う」と話した。

今後は斎藤氏への不信任決議案の提出を検討する県議会各会派の判断が焦点となる。可決された場合は地方自治法の規定に基づき、議会解散か、失職かの選択を迫られることになる。

斎藤氏は前回知事選で自民党と日本維新の会の推薦を受けて当選。最大会派自民党は不信任決議案提出の判断は先送りし、12日に辞職を申し入れることを決定。第2会派・維新の会の判断が注目される。

ほんこんは「維新の議員の方々も県民のことをなんも考えてない。自分らがメシを食いたかったら、民間になれや!」と声を荒らげ、議会解散も辞さずの強い態度を求めた。

この記事の関連ニュース