作家・東直子さん「体を大事に見届けたい」小説「とりつくしま」を娘の東かほり監督が映画化

作家・東直子さん（60）の07年の小説を、娘の東かほり監督（35）が映画化した「とりつくしま」の公開記念舞台あいさつが7日、都内で行われた。

人生が終わった人々の前に現れる“とりつくしま係”が未練があるならものになって戻ることができると告げていく11編の短編中、4編にアレンジを加え映画化。小泉今日子（58）が“とりつくしま係”役で出演したことも話題を呼んだ。東監督は続編製作を熱望する中、直子さんが「今年、病気もしましたが、見るために体を大事にして見届けたい」と誓うと、涙した。