米女優で歌手のセレーナ・ゴメス（32）が、自身の美容ブランド「レア・ビューティー」の成功によって米国史上最年少で自力で10億ドルを稼ぐビリオネアの仲間入りを果たした。
5年前にレア・ビューティーを立ち上げ、絶大な影響力を駆使して美容界に旋風を巻き起こしたゴメスの純資産は、13億ドルと推定されている。ゴメスはレア・ビューティー以外にも複数のブランド契約や女優としてエミー賞にノミネートされたドラマ「マーダーズ・イン・ビルディング」、メンタルヘルスをサポートするため立ち上げたスタートアップ企業ワンダーマインドなどでも収益を上げており、インスタグラムで4億2400万のフォロワー数を誇る影響力を活用してビリオネアに成り上がった。
ちなみに、ゴメスの親友で歌手のテイラー・スウィフト（34）は、世界ツアーの大成功により今年4月に米経済誌フォーブスが発表する長者番付で初めてビリオネア入りを果たしている。スウィフトは音楽とツアーで巨額の富を築いた一方、ゴメスはSNSのフォロワーを通じて地道に富を築いたと米ブルームバーグは伝えている。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）