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泉房穂氏、斎藤元彦知事との初対面は「就任から8カ月たってから」市長時代の経験振り返る

日刊スポーツ 2024年9月9日 11時48分

元明石市長で弁護士の泉房穂氏は9日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、職員へのパワハラなど疑惑告発文書問題の渦中にある兵庫県の斎藤元彦知事(46)との接点について振り返った。「私が初めて会えたのは(知事就任から)8カ月たってからだった」と、斎藤知事本人となかなか会えない状態が続いていたと明かした。

番組では6日に開かれた県議会の調査特別委員会(百条委員会)での斎藤知事への証人尋問について詳報。泉氏は「市長を12年やりましたが、最後の2年は斎藤知事だった」と、市長時代に斎藤知事と接点があったことに触れた上で、斎藤知事の前任で、兵庫県政史上最多の5期20年を務めた井戸敏三氏(79)との違いに言及。「私は井戸知事とドンパチやったといわれるが。密に連絡を取り合い、月に1回は会って意見交換し、携帯連絡を取り合う仲だった」と振り返った。一方で「斎藤知事は、私ら市長や町長とは会わないという対応で、私が初めて会えたのは、就任から8カ月たってから。市や町からすると、連携しにくい方に代わったなと」という認識を持ったと打ち明けた。

「就任直後くらいから、連携や連絡がとりにくかった。すべて部下に任せる、という方で、政治家というよりちょっと違うタイプでしたね」とも振り返った。

斎藤知事に対しては、2021年の知事選で支援した自民党が12日に辞職を申し入れる方針を決めたほか、日本維新の会も、辞職と出直し選挙を申し入れる方針を固めている。ただ、斎藤氏は辞職する考えがないことを明らかにしており、兵庫県政のさらなる混乱も予想される。

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