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橋本環奈ギャル姿披露 NHK朝ドラ「おむすび」初週完成「本当にギャル。ポップで明るい朝を」

日刊スポーツ 2024年9月9日 17時0分

女優橋本環奈(25)が9日、ヒロインを演じる2024年後期のNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜午前8時)の初週完成会見に出席した。

前作で現在放送中の「虎に翼」からバトンを受け、9月30日に初回放送を迎える。橋本は「(シーンを)バラバラに撮っているので出来上がったものを見て感動しました。本当に始まるんだなと思うと同時に、15分刻みでつながる作品は初めてなので『朝ドラだ~!』とさらに感動しました」と笑顔で語った。

ドラマは平成を舞台に、ギャル文化と出会った橋本演じる主人公・米田結が、やがて栄養士として縁・人・未来と大切なものを次々と結んでいく物語。橋本のギャル姿も見どころのひとつで「今までの朝ドラと違って、本当にギャルが出てきたよという感じです。ポップで明るい朝を届けられるんじゃないかな、早く見ていただきたいなという気持ちが率直にあります」と力を込めた。

橋本自身はギャルは「あまり興味が無くて通ってこなかったもの」としたが、地元福岡県での学生時代の友達には「ギャルは多かった」と振り返った。「できるだけスカートを短く、リボンをピンと留めてとか、やっぱりギャルって見た目に重きを置くところがあるのかなと思います。心意気だなと思っていて、ギャルマインドを貫くというか、真っすぐだなと常に感じていて、それが潔さや格好良さにつながるのかなと思っています」と話した。

会見には橋本演じる米田結の父役の北村有起哉、母役の麻生久実子、姉役の仲里依紗も登壇した。3人は橋本のギャル姿を絶賛し、もともとギャルが好きだったという仲は「完璧でした。これが追い求めていた姿。初めて見た時に、悲鳴あげて『これです』って言ってしましました。ギャルでもかわいすぎて。似合っています。キングオブギャルです」を興奮気味に証言。麻生も「本当にかわいかったですね」と話し、北村も「親だったらフリーズしちゃうんじゃないかなと思います。それくらい大変身している。今回はギャルという存在がとっても大事な存在なので、そこに関してはアクセル全開で。私の役としては慌てるというか、そのジレンマがありましたね」と語った。

また今作は阪神・淡路大震災から30年を迎えることなどもテーマのひとつとなっている。震災のシーンなどもあり、橋本は「役としては6歳の頃に震災にあうことになっています」と明かし「私自身は当時、生まれていなくて、東日本大震災の時も福岡で過ごしていました。ニュース映像でしか感じたことのないものではありますが、6歳の子が避難所での生活などをどう感じたのか、そして18歳になって戻ってきた結ちゃんがどうそれを思い出していくのか、感情がまとまってないことも含めてリアルにぶつけていきたい」と意気込んだ。

北村も「今作には家族、ギャル、震災、復興、親子げんか、夫婦げんかと、いろんなエッセンスがたくさん詰まっています」と語りながら隣の橋本へ目を移し「そしてこんなに麗しくて美しい方と家族役ということで恐縮しています。私はお芝居で補えるように頑張りたいと思います」と誓っていた。

「おむすび」は111作目の朝ドラで、平成元年生まれのヒロインが、栄養士として、人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”。どんな時でも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を胸に、主人公・米田結が、激動の平成・令和を思い切り楽しく、時に悩みながらもパワフルに突き進む物語となっている。主題歌はB’zの「イルミネーション」、語りはリリー・フランキーが務める。

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