国民民主党の玉木雄一郎代表は9日夜、自身のX（旧ツイッター）を更新し、今年4月の衆院東京15区補選で同党が一時公認内定し、その後取り消された高橋茉莉さんの訃報が報じられたことを受け、お悔やみの言葉を投稿した。
「高橋茉莉さんの訃報に接し、心からお悔やみを申し上げます」とした上で「高橋茉莉さんとは東京15区補選でご縁を得て、公認取り消しにはなりましたが、その後も心配しており、ときどきSNSなどで元気な様子を拝見して安心もしていました。それだけに、今回の突然の訃報に非常に驚くとともに、深い悲しみを禁じ得ません」とつづった。 この訃報をXで触れるかどうか「悩みました」とした上で、当初は別の対応を取ったことを明かした。「深く心を痛めておられるであろうご遺族や関係者の皆さんが、広く情報が拡散されることをどのように思われるのか、また、報道された記事には自殺方法なども書かれており、WHOのガイドライン等に照らして、二次的な被害を誘発しないかなどを、慎重に考えた上で、直接言及しない形を取りました」としながらも「しかし、こうした発信のあり方に対して、皆様から適切ではないなどのご指摘やご指導をいただきましたので、先のポストは削除することといたします」と、記した。
その上で「改めて、高橋茉莉さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。本当に残念でなりません」と、あらためて追悼した。
高橋さんは今月4日、東京都内の自宅マンション敷地内で倒れているのを発見され、搬送先の病院で死亡が確認されたことが9日、明らかになった
同党は今年2月、高橋さんの公認内定を1度発表した後に、「法令違反の可能性がある行為」を理由に、内定を取り消したことを発表した。
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