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アンジェリーナ・ジョリー「元気になってうれしい」大けが負った次男とレッドカーペット登場

日刊スポーツ 2024年9月10日 10時14分

米女優アンジェリーナ・ジョリー(49)が8日、カナダ・トロントで5日に開幕したトロント国際映画祭に、7月末に交通事故で大けがを負って一時入院していた次男パック氏(20)を伴って出席した。TIFFトリビュートアワード(インパクト・メディア部門)を受賞したジョリーはこの日、監督作品「ウィズアウト・ブラッド」もワールドプレミア上映された。

黒のドレス姿のジョリーは、黒のスーツに黒いネクタイをしたおそろいコーデのパックス氏とともにレッドカーペットに登場し、記念撮影にも応じた。上映前にインタビューに応じたジョリーは「息子が元気になってうれしい」と語り、作品にパック氏もスタッフの1人として関わっていることを明かした。

会場では観客席に座っていたパック氏が、周囲の人たちと一緒にスタンディングオベーションを送る姿も見られた。

パック氏は自宅のあるロサンゼルスで電動自転車で走行中、交差点で停まっていた車に衝突する事故を起こし、頭部と腰を負傷して病院に搬送された。ヘルメットをかぶっていなかったことから重傷を負い、回復まで長い道のりと理学療法が必要だと報じられていた。

2人はこの少し前にそろって外出する姿もパパラッチされており、パックス氏が右手にギプスをはめている姿が目撃されていた。ジョリーは、前夫で俳優のブラッド・ピットとの間にパック氏を含む養子3人と実子3人がいる。

ジョリーが監督・脚本・プロデュースを手がけた同作は、女優サルマ・ハエックと俳優デミアン・ビチル主演で、アレッサンドロ・バリッコ氏の同名小説が原作の戦争ドラマ。17年の「最初に父が殺された」以来7年ぶりの監督作品となる。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

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