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今田美桜びっくり「こんなにも暑いのか」、25年度前期朝ドラ「あんぱん」がクランクイン

日刊スポーツ 2024年9月10日 12時0分

来春スタートの25年度前期NHK連続テレビ小説「あんぱん」で、ヒロイン朝田のぶを演じる女優今田美桜(27)と、その夫柳井嵩を演じる北村匠海(26)が、舞台となる高知県でクランクイン。取材会に臨み、NHK放送局が10日、ロケ概要を発表した。

同作は「アンパンマン」の生みの親、漫画家やなせたかしさんと小松暢さん夫妻の半生がモデル。戦前、戦中、戦後の時代を生き抜き、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」を生み出すまでの愛と勇気の物語を描く。

今田は着物姿で登場。クランクイン初日はいつも少しソワソワして緊張するというが、「今回は不思議とあまり緊張せず、リラックスして撮影に入ることができました。それはなんといってもスタッフの皆さん、そして高知の皆さんが心地よく迎え入れてくださったからです。走るシーンから撮影は始まりましたが、『いだてんおのぶ』のまま撮影に臨むことができました。とても楽しい高知での撮影でした」と笑顔。

高知の暑さに「こんなにも暑いのか」と驚きながらも、川沿いや海でも撮影を行い、「このような大自然のもとで、きっと暢さんとたかしさんは過ごしてきたんだと思いをはせました。これからも撮影は続きますが、ぜひ放送を楽しみにしていただけたらうれしいです」とアピールした。

一方、北村は高知ロケを行ったことで、役者として理解度がさらに高まったという。

北村は「より一層『あんぱん』の世界観に僕たちを引き込んでくれたと感じるほど、ものすごくいい経験でした。これから僕たちは、さらに役を掘り下げてなじませたり、いろんな会話をしたりしながら進んでいきますが、まず最初に高知で撮影を始められたことがすごく良かったと思います」と満足げ。

高知の自然、空気に直接触れ、「『そりゃ、ご飯もおいしいし、人も温かい方ばかり』とすべてがうなずける時間でした」と実感。「現地の方の『あんぱん』への応援も肌で感じましたので、しっかりと作品で返せるようにこれから約1年間の撮影頑張ります」と長丁場へ向けての意気込みも口にしていた。

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