政治ジャーナリストの田崎史郎氏が10日、TBS系「ひるおび」（月～金曜午前10時25分）に出演。党総裁選（9月12日告示、27日投開票）への出馬を正式に表明した、自民党の高市早苗経済安保相（63）について言及した。
高市氏で今回の総裁選への出馬表明は7人目で、女性議員では初。前回21年総裁選では、安倍晋三元首相の全面支援を受け、議員票では岸田文雄首相に次ぐ票を獲得したが、安倍氏亡き今回は、支援拡大に不安の声も根強い。
出馬表明会見に田崎史郎氏は「40点」という評価。「政策は訴えているが、いずれもいつまでにやるか目標年次がない。単に羅列されている」とした。
続けて「省庁再編を最も重視されているが、高市さんが進行されている安部元総理は組織替えには消極的だった。むしろ安部さんの考えは役所同士の取り合いになり、権限の奪い合いになることで、うまくいかないという考え。なので省庁再編というところに疑問があった」と説明した。