政治ジャーナリストの田崎史郎氏が10日、TBS系「ひるおび」（月～金曜午前10時25分）に出演。党総裁選（9月12日告示、27日投開票）への出馬を正式に表明した、自民党の加藤勝信元官房長官（68）について言及した。
加藤氏の総裁選出馬は初めて。加藤氏が所属していた茂木派からは茂木敏充幹事長（68）が既に立候補を表明した。これで、総裁選に名乗りを上げるのは8人目となった。
出馬表明会見に田崎氏は「50点」という評価。「国民の所得倍増の達成のめどは言っているんですね。ただ、（達成まで）10年15年というと、自民党総裁選任期は1期3年、3期まで。どんなに長くできても9年なので、自分が辞めた後に実現するのはいかがなものか」と説明した。
続けて「たとえば3年以内でこれをやる、倍増は難しいけどこれくらいまで持って行きますと。そういうことであれば分かりますが、目標年次が長すぎると思いますね。政策としてはまとまりはあるが、パンチはなかったですね」と話した。