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コバホーク小林鷹之氏、政策活動費は「毎年公開&できないなら廃止」表明 自民党総裁選政策会見

日刊スポーツ 2024年9月10日 17時58分

自民党総裁選(12日告示、27日投開票)にいち早く出馬を表明した「コバホーク」こと小林鷹之前経済安保相(49)は10日、国会内で会見し、総裁選で訴える政策を発表した。

「直ちに取り組む3本柱」として<1>自民党改革<2>中間層の所得向上実現に向けた経済政策<3>外交・安全保障を打ち出し、もし自身が総理総裁になればすぐに着手し、早期に実現したいとの考えを示した。

党改革に関しては、総裁選の一部候補が打ち出している使途公開の必要がない政策活動費について、毎年公開し、できなければ「廃止」する考えを表明した。旧文通費用についても、使途公開と残金は返納することを義務づけるとした。

政治とカネの問題を念頭に「政治は国民のものという立党の精神に立ち返る」とした上で「国民には納税義務、企業にはコンプラ順守を課していながら、政治家だけがこれまで通りというわけにはいかない。国民の当たり前の感覚から乖離(かいり)したままでは、(信頼から)遠ざかっていく」「時代に合わなくなった古い慣例を脱ぎ捨てる」と主張。党の近代化をはかるため「党近代化実行本部」を立ち上げた上で、次回党大会までに具体化すると述べた。

持論の憲法改正については、緊急事態条項の新設と自衛隊明記が喫緊の課題だとした上で「具体的な改正条文案を提出し、可能な限り早期に憲法改正を実現する」と訴えた。

出馬表明から3週間あまりの間に、日本全国を回り「総理を目指す者として、現場の思いに触れてきた」という。「まだ早い、経験が足りないという声をいただくが、(初当選からの)この12年の間に日本が成長するための政策を自ら練り上げてきたという自負がある」と強調した。

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