ペルーのフジモリ元大統領死去 長女「父はがんとの長い闘病の末、旅立った」

ペルーメディアなどが11日、日系人として世界で初めて90年に大統領に就き、97年には首都リマの日本大使公邸人質事件の武力解決を指揮したアルベルト・フジモリ氏が同日に死去したと伝えた。86歳。近年は心疾患などで入退院を繰り返しており、この日、長女ケイコ・フジモリ氏は、SNSを更新し、父の死去を報告した。

ケイコ氏は、X（旧ツイッター）に「私たちの父、アルベルト・フジモリはがんとの長い闘病の末、主に会うために旅立った」「彼を評価してくださった方々には、彼の魂の永遠の安らぎをご一緒に祈っていただけますようお願いいたします」といった内容の思いを書き込んだ。

そして「お父さん、本当にありがとう！　ケイコ、ヒロ、サチエ、そして藤森健司。」と、感謝の念もつづった。