今年7月の東京都知事選に出馬、落選した蓮舫・前立憲民主党参院議員（56）は12日までに自身のX（旧ツイッター）を更新し、この日告示された自民党総裁選（27日投開票）の一部候補者の政策に触れて「素敵」とコメントした。
蓮舫氏は告示を控えた10日の投稿で「『防衛増税をゼロ』茂木幹事長 『健康保険証廃止の先送り』石破元幹事長に林官房長官 『選択的夫婦別姓の導入に政策活動費の廃止』小泉議員 素敵だ」と投稿した。いずれも、蓮舫氏が国会議員当時に立民など野党が求めていた政策に、一部候補が触れていることが念頭にあるとみられる。
その上で「自民党総裁選挙に向けて自民党候補者が極めてまっとうな提案を主張。出来れば毎年やってほしいくらい」と、願望を記した上で「あとはどれが実現するのかを楽しみにする」と、くぎを刺すようにも記した。
蓮舫氏は参院議員時代、自民公明の連立政権の政策に対し、時に舌鋒（ぜっぽう）鋭く批判、時に賛意を示しながら、対峙（たいじ）してきた。