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小泉進次郎氏が本音?「菅さんでもだれでも応援してほしい」 菅前首相支援の「派閥化」指摘され

日刊スポーツ 2024年9月13日 13時41分

自民党の小泉進次郎元環境相(43)は12日夜、テレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)に、党総裁選(27日投開票)に出馬した9人の候補者の1人として出演した。その際、後見役でもある菅義偉元首相(75)からの応援について問われ「菅さんでもだれでも応援はありがたい」と述べ、「来る者拒まず」の姿勢を示した。

今回の総裁選は従来の派閥の形が解消されて行われる初めての戦いだが、河野太郎デジタル相(61)は、唯一存続を宣言している麻生派の議員を中心に支援を受け、林芳正官房長官(63)も解散した旧岸田派の議員を中心に支援を受けるなど、派閥体によるサポートを受けている候補も目立つ。

一方、同番組の大越健介キャスターは、進次郎氏がずっと無派閥で活動してきたことに触れた上で、無派閥議員を束ねる形で菅氏がグループをつくっていることを念頭に「菅さんを慕っている人たちがある意味、派閥のようになっていることはないですか」と指摘した。「無派閥」が一種の派閥化しているのではないかとの指摘だったが、進次郎氏は派閥の是非については直接答えず「菅さんであってもだれでも、選挙なら応援してくれたらいちばんありがたい。だれでも応援してほしいです」と、本音ともとれるコメント。「来る者拒まず」の姿勢を強調した。

麻生派の支援を受ける河野氏は「大事なのは、ここで選ばれたリーダーが、派閥や長老の介入をさせずに、人事をきちんとやれるかが、いちばん大事だ」と強調した。

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