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小泉進次郎氏「誹謗中傷よくされます」総裁選共同会見で「『今の痛み』に対応していかないと」

日刊スポーツ 2024年9月13日 15時43分

小泉進次郎元環境相(43)は13日、自民党本部で開かれた党総裁選(27日投開票)に出馬している9人の候補者による共同記者会見で、デジタル時代で社会問題化している誹謗(ひぼう)中傷対策に、積極的に取り組む必要性を訴えた。

国民に対する「痛み」をめぐる政策について9人の候補に質問が寄せられた際、進次郎氏は低所得者らへの物価高対策などきめ細やかな対応が必要などの認識を示した。また「痛みという言葉を広くとらえさせていただく」とした上で「(社会の)『今の痛み』というと、デジタル化の進展やネット社における誹謗中傷対策」と述べ「私も、誹謗中傷をよくされます」と打ち明けた。

「弁護士さんと相談して、発信者情報開示の手続きを行ったことがあるが、時間もコストもかかり、結果、(対象者が)だれか分からない。有名人や著名人とか政治家とか関係ない」と、誹謗中傷をめぐり対応に追われた経験を明かした。

その上で「今の時代は、一般の方にとってもいつ、自分が(誹謗中傷の)対象になるか分からない」と述べ「プラットフォーム事業者に対するさらなる取り組みを求めることを含めて、『今の痛み』に対応していかないといけない」と訴えた。

総裁選にはこのほか、高市早苗経済安保相(63)、小林鷹之前経済安保相(49)、林芳正官房長官(63)、上川陽子外相(71)、加藤勝信元官房長官(68)、河野太郎デジタル相(61)、石破茂元幹事長(67)、茂木敏充幹事長(68)が立候補している。

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