広島・安芸高田市の前市長、石丸伸二氏（42）が13日、都内でABEMA「FOR JAPAN－日本を経営せよ－」公開収録に出席し、収録後の会見に対応した。
同番組は23年にBS11で放送され、その後ABEMAに移籍。経営力をキーワードに、30年以上にわたり経済が成長していない日本の課題に迫る。10月期は「ニッポンのメディアの大問題」がテーマ。古舘伊知郎（69）がキャスターを務め、初共演の石丸氏と「経営者」の視点から問題点と改善点を語る。
石丸氏は、いち視聴者としてなじみのあった古舘との共演に感慨深いものがあったという。今後古舘と議論したいテーマについて問われると「さっき新党結成の話が出ました。『古舘党』。全く反りが合わないキャラが立ちすぎる人だけ集まる。烏合（うごう）の衆（笑い）」と冗談交じりに回答しつつ「って言う話がいつか出てくるかもしれないです」と言うにとどめた。
だが、古舘に聞いてみたいこととして「古舘さんは『自分はしゃべり屋なんだ』とおっしゃっていましたが、それは謙遜でまごう事なきプロフェッショナル。古舘伊知郎の話術、いうなれば個性。それがどういう風に作られ、そしてこれから先どう生かしていくのか。後継者じゃないですけど、これから先、古舘イズムみたいなものをどう日本に残してくださるのかなと、単純に興味があります」と関心を明かした。
自身がその意志を引き継ぐ可能性については否定。「僕はアナウンサーでもなければ、実況もできるわけではないので、自分では到底かなわない。それはどなたかスキルを持った方が、遺志を継ぐというか。流派じゃないですけど、面白いんじゃないかなと思います」と控えめだった。