英王室のウィリアム皇太子（42）とキャサリン皇太子妃（42）の長男ジョージ王子（11）が、夏休み最後の日に初めての飛行訓練を受けたことが分かった。英サン紙が報じたもので、ウィンザーの自宅からほど近いバークシャーの飛行場で両親が見守る中、1時間弱の初飛行を行ったという。
王室では、ウィリアム皇太子も弟のヘンリー王子も、パイロットの資格を持っており、皇太子に次ぐ王位継承順位2位のジョージ王子も2人を見習い、飛行訓練をスタートさせたようだ。皇太子は2009年に英空軍に入隊し、翌年から13年まで捜索救助隊のヘリコプターのパイロットを務めており、ジョージ王子はその影響を受けていると思われる。
ジョージ王子の初フライトを見物していた1人は、「とても楽しんでいた。まだ11歳だが、飛行訓練を始めるには、ちょうど良い年齢」だと同紙にコメントしている。
王子が初フライトを行った空港は、亡きエリザベス女王の夫で王子の曽祖父にあたるフィリップ殿下がパイロットの訓練を受けた場所でもある。一家は3台の車で飛行場に到着し、王子はインストラクターと一緒に飛行機に乗り込んだ。クラブハウスには30～40人が集っていたが、夫妻はとても落ち着いた様子で見守っていたという。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）