歌手の和田アキ子（74）がMCのTBS系「アッコにおまかせ！」（日曜午前11時45分）が15日、生放送され、進行の宇内梨沙アナウンサー（32）がハプニングに見舞われた。
番組序盤ではパワハラ疑惑の渦中にある兵庫県の斎藤元彦知事（46）について、大阪府の吉村洋文知事らから辞職の声が上がっていることを紹介。その際、宇内アナは踏み台に乗りながら、身長の2倍近い高さのフリップボードでシートに隠された複数のトピックを開きながら話題を進めた。
ただ、最上部にあった、斎藤知事の実績についてのボード部分のシートをめくる際、宇内アナの手元まで伸びていたテープを引っ張ったものの、そのテープだけが外れてシートが取れないままの状態に。宇内アナは「失礼しました」と苦笑いし、和田も「大丈夫？」と心配そうな表情を見せた。宇内アナは「すいません、上が…届かないもので」と困った様子で、ニューヨーク嶋佐和也も「生放送だから…」と語ると、宇内アナは「誰か届く人いますか？」と呼びかけ、スタジオは騒然となった。
出演者の中では高い、身長174センチのニューヨーク屋敷裕政が直接取ろうとするものの、最上部は届かず。屋敷は「何でもいいから」と最上部に届く道具を求めるようにスタジオを走り回り、嶋佐は「ADさん！ADさん！」とスタッフを呼ぶそぶりを見せるなどパニック状態となった。出川哲朗は走り回る屋敷に対して「なんでそんなテンパッてるの！取るだけ！」と叫ぶと、屋敷に物差しが手渡され、その先でシートをめくってなんとかオープン。拍手が起き、屋敷は「『アッコにおまかせ』で初めて役に立った」とホッとした様子だったが、峰竜太からは「1分以上、ムダだったよ」、出川からは「屋敷！ただめくるだけ！」とあわてぶりをツッコまれた。
ただ宇内アナは「本当にどうしようかと思って。ヒヤッとしました。ありがとうございました」と、屋敷に感謝。無事に話題に戻った。