タレント上沼恵美子（69）が、15日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ！」（日曜午前11時40分）に出演。MCの役割について言及した。
番組では、俳優筒井道隆が、30年ぶりにドラマで共演した木村拓哉について、「すっかり大御所みたいになっていて、あれよくないですよ。本人も寂しいと思う」「主演じゃなくて2番手をやると楽しいと思う」などと発言していた話題を取り上げた。
この筒井の発言について、上沼は「仲間やから言えるねん。これは（木村にとって）うれしい話ですよ」と指摘し、「私らでも、MCやりたくないねん」と語った。
数多くの番組で司会として活躍してきた上沼だが、ひな壇に座っている岡田圭右（55）らに、「そっちの方が、岡田さんの席の方が自由なのよ。バラエティーもそうなんですよ。MC、司会者…一番つまんないねん。進行のことも、時間も気にせなあかん。だから全然しゃべれないのよ。自由なトークができないということよ」と打ち明けた。
また、司会者という立場でスタッフからも気を使われていることに触れ、「そういうのはもう嫌だなって思う時はありますね」と口にすると、岡田が「よく聞きますね。トップになると逆に孤独だと…」と納得。
上沼は「私らはどうでもいいんだけど、このぐらいのクラスになったら…キムタクさんやったら孤独やで」と木村の立場に思いをはせつつ、岡田に対して「よかったなあ、“この辺”でなあ。この辺でウロウロしててよかったわ」といじって、笑わせていた。