元乃木坂46で麻雀プロの中田花奈（30）が16日、都内で、プロ麻雀リーグ「Mリーグ2024－2025」の開幕式前、参入2年目を迎えたチーム「BEAST X（TEN）」の一員として取材に応じた。
BEAST Xでは17日に行われるチームの初戦に出場する選手を投票で決める企画を行っており、中田が初戦を務めることが決まっていた。「昨年も同じ企画があったんですけど、怖くて『投票しないでください』って言ってしまった。今年はそう思わなかったので、皆さん（初戦で）見たいと思っていただけたらうれしいなと思えたので、それは心境の変化だと感じました」と説明した。
中田はMリーガー1年目となった昨季、14試合に出場。成績はマイナス261・3ポイントで全36選手中35位。トップ1回と苦しんだが、要所で持ち前の守備力を発揮し4着も2回にとどめた。「昨年あんな結果なのに、まだそういうふうに（出場を見たいと）言ってもらえるのはすごくありがたいです。だけどそれでまた結果が残せないと、ラストチャンスかもしれないとも思うので。ちゃんと結果を残していい戦いをしていきたいです」と気を引き締めた。
また「昨季はなかなか麻雀自体に参加できないで終わってしまった半荘が多くて、心残りでした。やっぱりたくさん参加して、その分ラスも増えると思うんですけど、トップもたくさん増やしていきたいと思います」と誓った。
麻雀スタイルの変化について「攻撃型、って言われるまでには追いついてないと思うんですけど、昔が守備的すぎたので、だいぶバランス（型）には寄ったかなって思っています」と分析。「オフシーズンのセットとか、試合じゃない時は、ほとんどの牌を押して、『この牌だけは切らない』っていうのをすごく狭めていたので。放銃も増えたんですけど、押すことの怖さが減ったかなと思います」と解説した。