Infoseek 楽天

菅田将暉「またライブがしたい」牧達弥サプライズ登場 東阪アリーナツアー「SPIN」最終日

日刊スポーツ 2024年9月16日 19時36分

歌手活動も行う俳優の菅田将暉(31)が16日、東京・国立代々木競技場第一体育館で、東阪アリーナツアー「SPIN」を開催した。最終日も会場には満員の9000人が駆けつけ、全4公演で3万5000人を動員した自身最大規模の公演を完走した。

ライブは映画「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」主題歌の「谺(こだま)する」でスタート。2曲目「惑う糸」の前に「東京~!」と叫ぶと、会場が明転し、黒いジャケット姿に短髪でヒゲを蓄えたワイルドな菅田の姿がスクリーンに映し出された。4曲目には人気曲「さよならエレジー」を熱唱。「前のツアーの最初は声出しができなかったので、皆さんが叫んでいるのがすごくうれしい」と笑顔を見せると、会場は最高潮に達した。

17年から本格的に音楽活動を開始。若手実力派俳優としても活躍する中、映画やドラマの主題歌も数多く手がける菅田は「作った楽曲を聞くときはいつもわが子の参観日を見るような気持ちで、それを思い出しながら歌っていました」と懐かしんだ。

09年「仮面ライダーW」で俳優デビューし、俳優業15周年。「16年目を迎えて、代々木競技場でライブをしているのが、イマイチわからない」と笑いつつ「おかげさまですてきな景色を見させてもらっています。ありがとうございます」とファンに感謝を伝えた。

後半ではNHK紅白歌合戦初出場を果たし、日本レコード大賞では特別賞を受賞した19年リリースの「まちがいさがし」、ストリーミング3億回再生を突破した、20年リリースの「虹」を披露。また「仕事で音楽をやろうと思っていなかった時期」に出会い、ファーストアルバム「PLAY」でカバーした、フジファブリックの名曲「茜色の夕日」を熱唱した。

さらに「友達呼んでいいですか?」の声かけとともに、パリ五輪に向けたフジテレビ系応援ソング「くじら」の作詞・作曲を手がけたgo!go!vanillasの牧達弥がサプライズ登場。会場のファンは一斉に図上にタオルを掲げ、熱狂した。

歌唱後、牧に「またライブしようね」と笑顔で手を降り、「次いつか決まってないですが、またライブがしたいと今思っています」。

さらに「もちろん俳優業も」とした上で「最新アルバムは自分が見た景色、たどり着きたい景色から1曲1曲作りました。今のこのシーンも新しい曲になれば。またお会いできるように頑張ります」。最後は最新アルバムから「もののあはれ」「二つの彗星(すいせい)」を歌唱し、全20曲を歌いきった。

この記事の関連ニュース