元テレビ朝日社員の玉川徹氏が17日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜午前8時）に出演。猛暑の影響で被害が出ている農作物について、「結局はお天道様次第ということになると、将来設計とか、長期経営の計画が立てにくくなる」と警鐘を鳴らした。
今夏の強すぎる日差しや雨が降らないなどの影響でカキやブドウなどが変色したり、ナスが割れたりするなど、本来なら出荷できるはずの農作物が収穫できないでいる。結果的に出荷量が減り、価格の高騰を招いている。
玉川氏は「産業としての農業を考えると、今まで利益が小さいのが問題だった。その状況が変わらないなかで、天候のリスクがどんどん上がっている。それを考えると、ハイリスクローリターンの産業になりつつある。怖くて新規参入しようとする人もいなくなることを恐れます」と、産業の先細りを心配していた。
元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏は、「スーパーで野菜が300円を超えると、なかなか手が出ない。秋の味覚を当たり前に食べられる時代ではないのか」と嘆いていた。