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秋野暢子「来年は女優業を。舞台をしてみたい」と希望 がん克服し個展、検査は半年に1回ペース

日刊スポーツ 2024年9月18日 10時17分

女優秋野暢子(67)が18日、東京・銀座三越で、この日から開催の個展「色彩の希望2 秋野暢子作品展-がんを乗り越えて、新たな色を見つける-」の取材に応じた。

22年7月に頸部(けいぶ)食道がんの重複がんを公表し治療を行った。23年4月に寛解を報告し、SNSなどで闘病について発信を続けている。

個展は、絵画やガラス作品が120点ほど展示されており「この1年はこれにかかりきりでした」と振り返った。

体調については「体はとても回復して元気です。今は治療はしていなくて、検査をしてます。小鬼が出てきたら退治するという形で。検査は、今までは3カ月に1回の検査だったんですが、今年の後半から半年に1回になりました。ステージ3だったんですけど、今はきれいに、ないです」と話した。

また「11月に検査したらクリアになると思いますので、来年は女優業をしたいと思います。舞台をやってみたいなと思います」と希望を語った。

売り上げの一部はがん研究のために寄付される。秋野は初回の個展について「去年やらせていただき、全部買っていただきました。本当にありがたいです。寄付をするという気持ちに賛同してお買い上げいただいたのだと思います。今回もそれを期待してます」と笑みを見せた。

絵については「50歳の時に始めたんです。加山雄三さんに何かやりたいと言ったら、絵を描けばいいんだよと言っていただいたのがきっかけです」と話し「私の絵はビタミンカラーで、元気になる絵を届けたいと思いました。1つ1つの絵にメッセージを入れさせていただいてます。描いている時に自分の気持ちが言葉になってくるんです。楽しく描かせていただいてます」と、創作過程を明かした。

陶芸も始めたいという秋野は「年を取っていって、いろんなところがポンコツになっていく。新しいことに向かう気分がなくなっていく。でも気持ちが老けちゃうので、新しいことをやるのも大事かなと思います」と話した。23日まで。

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