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「タイタニック」のジェームズ・キャメロン監督、広島と長崎の二重被爆者の実話を映画化へ

日刊スポーツ 2024年9月23日 5時30分

米映画「タイタニック」(1997年)や「ターミネーター」「アバター」シリーズで知られる米国のジェームズ・キャメロン監督(70)が、広島と長崎で2度被爆した二重被爆者、山口彊さんの実話を題材にした映画の制作に取りかかることが明らかになった。

米オンラインメディアのデッドランが報じたもので、作家チャールズ・ペレグリーノ氏が来年8月に出版予定の著書「ゴースト・オブ・ヒロシマ」の映画化権を獲得したという。キャメロン監督は、以前から山口さんに焦点を当てた原爆について描いたペレグリーノ氏の著書「ラスト・トレイン・フロム・ヒロシマ」の映画化に興味を示していた。

2010年に他界する前に日本で山口さんと面会も果たしていたキャメロン監督は、山口さんを題材にした2冊を合わせた内容で映画化を企画しているという。同監督にとって、全5部作が予定されている「アバタ-」以外でメガホンを取るのは「タイタニック」以来となる。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

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